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ほくろ

ほくろとは

ほくろは、医学的に「母斑細胞母斑(ぼはんさいぼうぼはん)」、「色素性母斑(しきそせいぼはん)」とよばれます。

皮膚に、メラノサイト(色素細胞)に似た良性の母斑細胞が集まることにより出現します。
母斑細胞はメラニン色素を持つため、母斑細胞の分布や位置、量により、褐色・茶色・黒色といった色調や、平らな色素斑から盛り上がった病変など、様々な色と形をしています。

成長していく過程で徐々にできる後天性(こうてんせい)色素性母斑が圧倒的に多く、これに対して生まれつきみられる先天性(せんてんせい)色素性母斑があります。

症状

色は褐色~茶色~黒色で、ときに皮膚色と同じものもあり、色が付いた平らな病変や盛り上がった病変で、表面は滑らかだったり、いぼ状にぼこぼこしていたり、時に多くの毛をともなうこともあります。
部位は、頭から足先まで全身のどこにでもできます。

後天性色素性母斑

生まれたときには存在せず、幼児期から徐々に出現し、直径数㎜以下の小型のものがほとんどです。
大きさが6mm以上でどんどん大きくなる傾向があるものは、ほくろの癌といわれる「悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)=メラノーマ」の可能性があり、注意が必要です。

先天性色素性母斑

生まれつきあるほくろで、後天性のものよりサイズが大きく数㎝大で、形も不整であるのが特徴です。

先天性巨大色素性母斑

20cm以上ある大きなもので、メラノーマが発生する確率が高いとされています。一見ほくろやシミのように見える病変も、実はメラノーマや基底細胞癌(きていさいぼうがん)といった悪性腫瘍であることがあります。
次のような所見があてはまるようであれば、一度皮膚科専門医の診察を受けてください。

  • 形がいびつで左右対称ではない
  • まわりとの境界がギザギザ、あるいははっきりしていない
  • 色が均一ではなく、いろんな色が混ざり濃淡がある
  • 急に大きくなってきて、長径6〜7mmを超える
  • 中央にえぐれた傷がある、出血する、形が崩れてくる

原因

母斑細胞という細胞が増えてできるのがほくろです。

母斑細胞は、メラニン色素を作る細胞であるメラノサイトと同じ細胞から分化したもので、メラニン色素をもち、表皮や表皮真皮の境目、真皮の中など皮膚のいろんな部位に固まって増えるため、様々な色や形のほくろができます。

なぜ母斑細胞が増えるのかについては、遺伝、紫外線の影響、ホルモンバランスの変化などが関連するといわれていますが、はっきりしたことは分かっていません。

治療

良性のほくろは通常治療の必要はありませんが、見た目が気になり除去を希望される場合には、局所麻酔下手術で切除したり、小さなものであれば炭酸ガスレーザーで治療したりします。

手術による切除(保険適応)

ほくろのサイズが小さいものであればくり抜いて切除、少し大きなものであれば、木の葉の形に少しまわりの皮膚を含めてメスで切除し、皮膚を縫合して1週間後に抜糸し、傷痕は1本の線になります。
切除した病変で病理組織検査(細胞を顕微鏡で見る検査)を行うことができます。

炭酸ガスレーザーでの治療(自費)

局所麻酔(クリーム、テープ、注射)を行ってから、ほくろに炭酸ガスレーザーを照射し、熱エネルギーによりほくろの細胞を蒸散させて除去する方法であるため、病理組織診断ができません。
瘢痕が残ったり、大きい病変だと細胞が残って再発したりすることもあります。

巨大な病変や悪性を疑う病変は、手術による切除が必要となるため、治療可能な医療機関へご紹介します。

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