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白斑

白斑とは

「尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)」とは、紫外線から皮膚を守る役割をもつメラニンを産生するメラノサイト(色素細胞)が、後天的に何らかの原因で減少・消失することにより、皮膚の色が白くぬける疾患です。

皮膚は外表から表皮・真皮・皮下組織という3層構造をしており、表皮はさらに外側から角層・顆粒層・有棘層・基底層という4層から構成されています。

メラノサイトは基底層に分布し、メラニン顆粒を表皮細胞に供給し、紫外線による皮膚の傷害や光発癌、光老化を防御しています。

症状

まわりの正常な皮膚色との境目が比較的はっきりした脱色素斑(白斑)で、形や大きさは様々で、癒合することもあり、白斑のところから生える毛は白くなります。
分布の仕方により、大きく3つに分類されています。

①非分節型

神経の支配する領域と関係なく、左右にみられ、全身に広がる汎発型や全身型、顔や手足に出る四肢顔面型などがあります。

②分節型

片側の神経の支配する領域に一致して、広がっていきます。

③未分類型

限局性に1ヶ所だけに出現します。

原因

原因はまだ明らかになっていませんが、これまでの研究により、メラノサイトに対する自己免疫という説が有力です。 

大多数の患者様で抗メラノサイト抗体が同定されていることや、ほかの自己免疫疾患(甲状腺疾患や1型糖尿病など)を合併するケースが多いことが根拠となり、免疫がメラノサイトを攻撃すると考えられています。

また、20~30%の尋常性白斑の患者様において家系内に白斑の人がいることより、遺伝的関与が示唆されています。
他には、酸化ストレスなどによるメラニン産生の障害や、自律神経バランスの破綻など、諸説ありますが、まだはっきり分かっていません。

治療

①薬物治療(塗り薬)

ステロイド外用薬

尋常性白斑治療の第1選択となる薬で、実際1番多く使用されています。
とくに限局型の白斑には高い治療効果がみられ、汎発型には効果が出にくいとされています。

タクロリムス軟膏

免疫抑制作用がある薬で、保険適応外ですが、有効性を報告した海外の論文が多いことより、治療効果が高い可能性があります。

活性型ビタミンD3外用薬

メラニンの生合成を促進する効果があり、ビタミンD3単独では効果が弱いため、紫外線療法と併用することもあります。

②紫外線療法

紫外線には皮膚の免疫に関係する細胞の働きを抑える作用があります。

エキシマライト照射療法

エキシマライトは紫外線のUVB(中波長紫外線)のなかでも、より治療効果の高い308ナノメートルのUVBのみを病変に限定して照射することができ、色素再生能に優れ、少ない照射回数で治療効果が早く出やすいとされています。当院では「エキシプレックス308」を採用しています。


紫外線療法は、長期間照射すると将来的に皮膚がんが発生するリスクがあるといわれていますが、現時点でヒトでのエビデンスレベルの高いデータはありません。

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